2011年 10月 18日
「比較なぐさめ論: ドイツ語と日本語」 |
ドイツ語を初めて勉強して感じることは、「覚えることが多い」ということかもしれません。
例えば、動詞は主語によって形が変わるとか、名詞には<男性>、<女性>、<中性>の区別があって、その前に付く<冠詞>とか<形容詞>も名詞の性によって違う変化をするということがわかると、「無理、覚えられない」と思う方もいらっしゃいます。(私も思いましたし、今も思ってます…)
こういう時「ドイツ人が日本語を勉強する時は、もっと大変なんです」というお話をすることがあります。
例えば、日本語の動詞の変化。
「食べる:食べない」「行く:行かない」「買う:買わない」という<ない>が付く形を例にしてみます。
ドイツ人が覚える時は、次のように覚えることが多いです。
taberu: taberu: tabe+nai: tabenai <eruグループ:語幹+nai>
iku: iku: ik+anai: ikanai <子音+uグループ:語幹+anai>
kau: kau: ka+wanai: kawanai <母音+uグループ語幹:wanai>
ドイツ人は、1つ1つの動詞がどのグループかを覚えて、この変化のルール(語幹+nai/anai/wanai)をあてはめないといけないんですよね。
「どうですか、日本語の方が大変じゃないですか?」
根本的な解決ではないですが、だいたいは日本語を勉強するドイツ人に同情して、「よし、ドイツ語頑張ろう」って思って下さいます(よね?!)。
実際にはルールを全部先に覚えるのではなく、よく使う単語や表現は変化した形で自然に覚えていくので、あんまり心配しなくていいんですけどね。
例えば、動詞は主語によって形が変わるとか、名詞には<男性>、<女性>、<中性>の区別があって、その前に付く<冠詞>とか<形容詞>も名詞の性によって違う変化をするということがわかると、「無理、覚えられない」と思う方もいらっしゃいます。(私も思いましたし、今も思ってます…)
こういう時「ドイツ人が日本語を勉強する時は、もっと大変なんです」というお話をすることがあります。
例えば、日本語の動詞の変化。
「食べる:食べない」「行く:行かない」「買う:買わない」という<ない>が付く形を例にしてみます。
ドイツ人が覚える時は、次のように覚えることが多いです。
taberu: tabe
iku: ik
kau: ka
ドイツ人は、1つ1つの動詞がどのグループかを覚えて、この変化のルール(語幹+nai/anai/wanai)をあてはめないといけないんですよね。
「どうですか、日本語の方が大変じゃないですか?」
根本的な解決ではないですが、だいたいは日本語を勉強するドイツ人に同情して、「よし、ドイツ語頑張ろう」って思って下さいます(よね?!)。
実際にはルールを全部先に覚えるのではなく、よく使う単語や表現は変化した形で自然に覚えていくので、あんまり心配しなくていいんですけどね。
by meier-doitsugo
| 2011-10-18 17:48
| ドイツ語